選曲にもこだわりがあれ。

お昼ご飯にラーメン屋に行った。


店に入ると、KING GNUの『白日』が流れていた。


ムムッ?と思ったが、まあ次の曲次第かなと思って、そのまま食券を買って席に着く。


ラーメンが出来上がるぐらいで、『白日』が終わった。


ドキドキ。


次の曲は、センスある系の曲であれと願う。




次に流れたのは『Pretender』だった。


おぉい。


ど真ん中やないかい。


工夫が感じられない選曲やないかい。


そんなことを考えながらラーメンを食べる。


ラーメンはまあ普通に美味しかったが、曲が気になってしまう。


もうすぐ『Pretender』が終わる。


次こそちょっとひねったやつ流してくれよー?


マリーゴールドとかやめてくれよー?


曲が終わる。


水を一口飲む。


さあなんだ。




『マリーゴールド』だった。


マリーゴールドやないかい!!!


本当に『マリーゴールド』だった。


心の中で全身全霊でツッコんでしまった。


もはや少し声が出ていた。


ピッタリ『マリーゴールド』かあ。


逆に若干の嬉しさもありつつ。


こんなに120kmど真ん中ストレートを連発してくるかね。


「麺にこだわってます」みたいなの書いてあるのに。


曲はこだわりと無縁すぎるな。


まあ別に、どれもいい曲ではあるのだけれど。


曲のことばかり考えながら、食べ終わった。


ラーメンの印象をあまり覚えていないのが我ながら面白い。


器を戻して、店を後にする。


背中越しに、うっすらと米津玄師の『Lemon』が流れ始めていた。


この辺で擱筆。

写真は「字ヅラ変な感じ。」

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