モネのヒマワリ
4/20(月)の記事『花のある暮らし』を読んでくれた方から、「私も実は花を買ったよ」と花の写真付きで連絡が来た。
ブログは、こちらが一方的に書き綴っているものなので、読んでくれているというのが分かると、やる気が出る。
そして、連絡をくれるのはありがたい話だ。
こちら側からの見え方としてはインターネット上に浮遊している状態だった、1つのブログ記事が、読者のもとに届いたことが証明されるのである。
実は、書くページに行くと、「何人に読まれました」みたいなのを見るには見られるのだが、それは数字でのみであり、無機的な感じがする(ありがたいことには変わりないが)。
血の通った人間同士の(まあそれでも何かしらの媒体を使っての連絡にはなりがちだが)コミュニケーションが生まれると、ホッとする。
最近は、人と直接会うことがあまりできない世の中だ。
そして、確かに、「わざわざどこどこへ行く必要ないじゃん」「これ別に人と直接会わなくてもできるじゃん」というのに気づくことが多々あるかもしれない。
でも、そんなことはない。
そんなことはないはずだと思っている。
実際に近くにいないと分からないことはたくさんあるはずだ。
「あ、一瞬嫌な顔したな」とか、「今なんかあっちの方見たな」とか、「なんか喋りたいことある顔してるな」とか、「歩くのゆっくりだな」とか、もう数限りない。
それもあるし、もっとスピリチュアルなことを言えば、直接近くで人と触れ合うことは、画面越しや音声のみの触れ合いとは違って、全身の細胞がなにかしらを感じながら、自分もなにかしらのオーラを放ちながら、そこに存在していることになるのだ。
五感をはじめとした感覚的な部分で、コンピューターには真似できない色々なことを浴びながら、浴びせながら、人間は動いているのだ。
だから、コロナ禍が過ぎ去った後、「これもう人と直接会わなくてもいいね」という世の中にだけはならないでほしい。
まあ、きっとみんな、人とは会いたくなるはずだよな。
演劇もお笑いも、直接見に行きたくなるはずだよな。
その時の、演者とお客さんの「これこれ!この感じ!久しぶり!」を楽しみに。
コツコツ作りためる。
この辺で擱筆。
写真は「送ってきてくれたヒマワリは『モネのヒマワリ』という品種らしい。」
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