100にはなりきれない人間。
岡村さんのオールナイトニッポンを聴いた。
失言騒動があって、それ以降初のオールナイト。
途中で矢部さんが登場。
言わば、生放送のラジオ内で公開説教をしていた。
矢部さんも、岡村さんのどこが悪いのか考えながら叱責する感じだった。
プライベートで、逃げ癖がある。
例えば、上の人からの食事の誘いを、マネージャーなどに断らせるとか。
自分では直接言わない。
そういったことなどを、例を挙げながら順番に指摘していっていた。
あの時、実は俺はこういう風に思っていた、という答え合わせをしながら。
時代がどうとかジェンダーがどうとかではなく、ああ、この人はそういう考えを持っている人間なんだ、と周りから思われてしまうよ、と矢部さんは注意していた。
また、年も重ね、コンビでの仕事が減っている今、注意してくれる人が少なくなっていることも問題として挙げていた。
ダラダラと説教が続いた感じだったが、でも、聞き終わって、読後感ならぬ聴後感(?)は結構あったなあと思う。
50歳手前で、まだ人として不完全な部分が露呈する。
それを、相方が本気で叱る。
それは、人生において、素晴らしいことだなあと思った。
もちろん、もうこれで全部オッケー、とはならないだろうが、それでも、そういう姿を電波に乗せて、もう一度出直しを図ろうとするのは、50歳手前にして真摯な姿勢ではあるなと僕は感じた。
面白いもんなあ、結局あの2人は。
これからも面白くあってほしいなあ。
相方、カップル、夫婦、家族。
なんだろう。
結局、よく分からない。
でも、1人がコロナにかかったら多分みんなかかるね、という生活をするような間柄であることは間違いないだろう。
一心同体、みたいなことかなあ。
3月頃に付き合い出したカップルとか、本当は今頃手を繋ぐハズだったのに、まだそこに至る気持ちよりも感染の怖さが勝って手を繋げなくなったりしているのだろうか。
どこまでいったらみんな感染しても仕方ない間柄になるのだろうか。
そんなことを想像して、いたずらに時間は過ぎる。
写真は「「端午→五月五日→柏餅→ちまき」って、しりとりで子どもの日フィーバーだ。」
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