いいニュースも、少しはあったよ。
最近はコロナに影響された話題ばかりブログに書いているような気がする。
テレビでは、代わり映えしない、マイナスなニュースばかり報道されている。
そんな中でも、新聞などで、ちょっと面白いというか、単にマイナスなことばかりでもないかも、というニュースもいくつか見つけたので紹介する。
中国では、コロナ対策で、各地で住民の検査を行うようになり、それによって、今まで潜伏していた昔の事件の容疑者が次々と捕まっているようだ。
きちんと住民を把握しておくために戸籍を聞いたり、感染経路を特定するために交通機関の利用について聞いたり、そういう善意の調査が思わぬ効果をもたらしている。
閉鎖された空間に潜伏し続けていた容疑者たちが、命の危険を感じて自首する、というパターンもあるようだ。
お天道様に背を向けては生きていけない。
これを機に、更生するんだぞ。
余計なお世話か。
その近所のインドでは。
都市のロックダウンなどにより、人の外出や工場の稼働数が少なくなり、大気汚染が改善したらしい。
北部のパンジャーブ州では、30年ぶりに街からヒマラヤ山脈が見えたとか。
いや30年間見えなかったんかい。
人生で初めてヒマラヤ山脈を見た人も大勢いることだろう。
こんなにきれいなんですよ。
見たことないけれど。
ところ変わって、ベルギー・イギリスでは。
自動車や電車、人の往来などの人間の行動による振動(「環境地震ノイズ」というらしい)が少なくなり、今まではそのせいで観測できていなかった小さな地震が観測できるようになっているらしい。
それによって、一部の地震学者は、研究に思わぬ進展が出る可能性なんかもあるそうだ。
ほえー。
風が吹けば桶屋が儲かる、的な。
地震学者が恩恵を受けるという巡り合わせは、想像がつかなかった。
コロナが流行れば地震学者が儲かる、か。
なんかちょっと語弊がありそうなので、撤回。
普段の生活のままではいられない人、今まで普通にやってきたことができなくなった人、たくさんいるだろう。
でも、人類全体に、これまでの人間生活ってどうなんだ、という命題が自然界からつきつけられたというか。
この部分おろそかにしてきたよね、とか、実はひと昔前は当たり前だったことがいつの間にか忘れられてるよね、とか、そういうことが世界中でわんさか出てくる今日この頃だ。
昔の価値観に戻ったり、逆にかなり変革が必要とされる部分もあるかもしれない。
もちろん、僕は演劇やお笑いが好きで、これらは生で見るのが一番面白いと思っているので、これからの時代は全てオンライン上での繋がりで十分、とは全く思っていないが、それでも、もしかしたら向こう10年続くやもしれないコロナ禍。
新しいコンテンツを発信したり、今あるものを上手に使って何か作ったり、芸術やエンタメにもやりようはありそうだ。
今日明日で、そんなコンテンツ作りを考えている。
創作活動などというものは、常日頃何かと制限されるものだ。
今ある手持ちはこれだけしかない、とか、こんな場所には行けない、とか、そういう制限が色々中でだからこそ、何か新し面白いものができそうな気がする。
そしてもちろん、過ぎ去った日には、生の舞台をやろう。
プラス思考でいきましょう。
写真は「「何年何月に撮影したものです」と言わないと、外出していると思われて白い目で見られてしまう。」
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