無機質で、記号的な。
なんでもない、無地の紙袋や封筒をとっておいてしまう。
無地の紙袋に入れてためている。
理由としては、マジックや舞台の小道具に使えるのではないかなーと思って。
結局使われていないまま長年滞在している子もいるのだけれど。
それに加えて、模様やロゴが何も入っていない無地のものというのはなぜかテンションが上がるのである。
何物にも染まっていない感じがするし、それそのもの以外の情報が全くないから、それそのものにしか見えないのだ。
これが、柄が入っていたり、メーカーのロゴが入っていたりすると、なにかしら情報性が入ってきてしまって、フラットに見られなくなってしまうというか。
ピタゴラスイッチが好きだ。
ピタゴラ装置に使われるモノたちは、たとえばビンひとつとってみても、「ああ、このメーカーのやつね」となることがないのも、好きな理由のひとつだ。
NHKなので宣伝になってはいけないから、というのもあるだろうが、そういう小道具がいちいち凝っているのを、ニヤニヤしながら見てしまう。
「無印良品」は、微妙なところだ。
買ってすぐにロゴのシール的なのが剥がせれば本当の「無印」になるのだが、そうでないものは、「無印良品」という「印」がついてるやん、と思う。
たまたま「無印良品」というブランド名というだけで、「いやいや、無印ちゃうやん!」という屁理屈を言うのはお門違いなのかもしれないが。
無機質で、記号的なものが好きなんだなと思う。
好きな色は、白と黒だ。
そんなわけで、無地のものは捨てずにとっておいてしまうというお話でした。
この辺で擱筆。
写真は「なんかこの感じ」
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