主役は遅れてやってくる。
昨日、ブログに上げた写真を見て、ゴーヤチャンプルーが食べたくなった。
冷蔵庫を見て、ゴーヤと、スパム的なものがあればいけるなと思った。
スーパーで、ゴーヤと、スパム的なものを買った。
その2つだけ買ったので、レジの店員さんはきっと「あ、この人ゴーヤチャンプルー作るんだな」と思っただろうな。
もう少しカモフラージュで色々買えばよかった。
…カモフラージュしても、ゴーヤチャンプルーともう一品、と思われるか。
ゴーヤは半分に切って、ワタを取り、5分ぐらい水につけておく。
小松菜もあったので、入れちゃおうということで、茹でる。
その間に、ニンジンとかタマネギとか、豆腐を切る。
豆腐は、キッチンペーパーに包んで電子レンジで1分ぐらい温めると、水気が出てギュッとした豆腐になる。
時短の人は、ニンジンとタマネギも電子レンジにかけても。
小松菜は、シナシナにならない程度でお湯から上げて、これもざっくり切る。
フライパンに、ごま油を少し垂らし、スパム的な肉を入れて、しばらく焼く。
なんとなくいい感じになったら、野菜もバーッと入れる。
かつお節なんかも入れてみよう。
しばらく炒める。
この間、暇なので、少し踊った。
痩せる踊り。
冷蔵庫に、しめじもいたので、それも入れちゃえ、ということで、入れる。
醤油と、昆布つゆと、かつおだしと、みりんと、オイスターソースと、焼肉のたれと、白ワインと、レモン汁と、塩と、砂糖を入れた。
なんか色々入っていた方が料理してる感があったので、親の仇のように調味料を入れてしまった。
でもお酢は出番なしだった。
ごめんね。
フタをしてしばらく炒め煮みたいにする。
あとは、少し水分が飛んだら、溶き卵を混ぜ入れて出来上がる。
サッと洗い物をしようと、シンクの方のボウルを見たら、ゴーヤが水につけてあった。
思わず二度見。
ああ…。
主役がずっと水にさらされているではないか…。
僕は何を作ろうとしていたのだ。
ゴーヤに、苦い思いをさせてしまった。
急いで、別のちびフライパンでゴーヤを炒める。
そして、でかフライパンに合流。
なんかいい感じにほかの具材と合流した気分になるまでもう少し炒めて、火を止めて、溶き卵を入れて、ざっと混ぜて、完成。
よかった、ちゃんと合流してくれて。
主役は遅れてやってくるとは言ったものだが。
だいぶ待たせてしまったな。
ほかの具材も、「あれ、ゴーヤさんまだ来ないのかね?」となっていただろう。
「渋滞巻き込まれたのかな?」「あー、調布インターチェンジの辺り混みますもんね」「そっかそっか、高井戸から下り線入れませんもんね」「意外とね、甲州街道使わない方が早かったりするんだよね」「えー、でも走りにくくないっすか甲州街道使わないと」…。
そんなこんなで、急に思い立ったゴーヤチャンプルー。
無事いただきました。
フライパンにまだ余ったので、明日はオリオンビールでも買おうか。
BEGINでもかけようか。
この辺で擱筆。
写真は「小松菜を入れたからしばらくそれがゴーヤみたいな気分になっていたんだな。」
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