解答者の気持ちを考えて。

パターン1


問題

数字にはカタカナが1文字入ります。

全てカタカナ語になります。

同じ数字は同じ文字です。


①②③④①

①②③④エ⑦ス

コ⑦③④⑤⑥⑦

①②ク⑤⑥⑦


①②③④⑤⑥⑦=?




パターン2


問題

数字にはカタカナが1文字入ります。

全てカタカナ語になります。

同じ数字は同じ文字です。


①②③④① を買う。

①②③④エ⑦ス に問う。

コ⑦③④⑤⑥⑦ を崩す。

①②ク⑤⑥⑦ にかける。

①②③④⑤⑥⑦ を受ける。


①②③④⑤⑥⑦=?




パターン3


問題

数字にはカタカナが1文字入ります。

全てカタカナ語になります。

同じ数字は同じ文字です。

「????」に入るのは、A~Dのうちどれ?


①②③④① を買う。

①②③④エ⑦ス に問う。

コ⑦③④⑤⑥⑦ を崩す。

①②ク⑤⑥⑦ にかける。

①②③④⑤⑥⑦ ????。


A:を食べる

B:に埋める

C:に捨てる

D:を受ける










答え…「オーディション」(パターン3は「D」)






これは、クイズと見せかけて、僕が作成しながら解答者に向けてどのくらいの情報量を出すべきかを試行錯誤した跡である。


僕は答えを知って問題を作っているから分かるが、パターン1では初見の人が「情報量少なすぎて考えるの面倒くさい」となる可能性もあるなと思って、2と3のパターンを追加したわけである。


逆に、こういう類のクイズがすごく好きな人にとっては、パターン1で全く問題なく、逆に「数字にはカタカナが1文字入ります。」とかの注釈も要らないという可能性もある。


どこから考えたらいいんだ、という問題に燃える人もいれば、ある程度解けそうな雰囲気のある問題に取り組むことが楽しい人もいる。


解けた時に「簡単すぎてやりがいがないわ」となる場合もあるし、解けなくても「うわー、なるほどな!スッキリ!」となる場合もある。


正解不正解以上に、解答者が「ちょうどいい」と感じることが大事なのである。


問題を解く時は、出題者の意図を読むというテクニックがあるが、問題を作る時は、解答者の思考レベルを読むべきなのだろうな。


皆さんは、どれが「ちょうどいい問題」と感じましたか。


この辺で擱筆。

写真は「HAHANOHI!」

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