打席数と打率(キャッチのお兄さんを見て)
帰り道にスーパーで翌日の昼用の食材を買った。
喉が渇いていたので、リンゴジュースも買った。
リンゴジュースが置いてあって、完全にリンゴジュースの口になったので、リンゴジュースにした。
スーパーを出て、1口飲む。
甘くて冷たい液体が体内を通っていくのが分かる。
回復するなあ。
回復のSEが頭の中で流れる。
袋を提げて、リンゴジュースは手に持ちながら歩き出す。
すると、スーツ姿のお兄さんに声をかけられた。
「ガールズバーいかがですか」
いや、どう見ても行かなさそうやろ。
食材の入った袋を提げて、リンゴジュースを1口飲んで、「さあ、ガールズバー行こうっと」っていう奴多分おらんやろ。
心の中でツッコむ。
なんかもっと、ウコンとかキャベジン的なものを飲んでいる人に声をかけるなら分かるけれど。
飲む前にリンゴジュース、は聞いたことがない。
キャッチなら、声をかけたら来てくれそうな人をある程度見極められるようになっていてほしいよなあ。
とにかく数打つという戦法は面白くない。
サッカー選手でも、シュート数20本で得点5点のフォワードの人より、5本打って4点決めているボランチの方がかっこいい気がしする。
しかし、打つ数が少ない場合、失敗していると結局「もっと打てよ」という話になってしまう。
打席を絞るということはそれだけ1回のプレッシャーは大きいわけで。
打てなかった時の重みも大きくなるわけで。
本当は5本打って4点決めたいが、そうも言っていられないところもあるので、打席には立っていこう。
打席の話でサッカーのたとえを出したので、ややこしくなってしまった。
この辺で擱筆。
写真は「NTTココモ。」
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